当院が使用する「凍結幹細胞」は、細胞の生存率・増殖速度とも高く維持されることが判明しました

幹細胞治療が広まりつつある昨今、次なる課題は、いかにして幹細胞の能力を高く維持して生体に届けるかです。この点について、「幹細胞は移送の際に凍結すべきか否か」という問題が議論されています。各医療機関でも見解が分かれていましたが、この度、この論争に終止符を打つことにもなりうる、興味深い実験結果が得られました。

衝撃の事実!幹細胞は凍結輸送した時の方が劣化しにくい

細胞加工物製造業者が行った実験によると、幹細胞は、凍らせずにフレッシュな状態で移送した場合と、凍結させて移送した場合を比較すると、後者の方が細胞の生存率、増殖速度ともに高く維持されることが明らかになりました。

凍結幹細胞と生幹細胞の比較

ひざ関節症クリニックで治療に使用する幹細胞も、凍結された状態で運ばれてきます。幹細胞が十分に効果を発揮できるよう、当院では今後も万全の環境を整えてまいります。

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